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2009年4月24日 (金)

アースデイのあとに

週末に得たものは大きく,未だ余韻からくる力が体のどこかにあって,それは例えば背骨を構成する骨のひとつひとつの間に熱を帯びた何かがあって自分の姿勢をすっと伸ばすような,そんな状態が続いている。

不思議なことに,渋谷のセンター街が異世界ではなくなった。

学生時代に飲み歩いていたセンター街も社会人になり,給与所得を得るようになってなんとなく遊び場が北東へと移っていき,表参道とか青山とか言っているうちに遠い場所になってしまっていて,気がつくと自分よりひとまわり以上年齢の離れた人たちがいるその場所をなぜか 厄介な場所 だと思うようになっていた。

今回ボランティアとして10代後半から20代の人たちと一緒に働かせて貰うことにより,自分がその年齢だったころ持っていた心持ちや不安ととても似たようなものを,彼らが持っていることの意外に驚いた。自分と,彼らの世代との間に,決定的なコミュニケーションの断絶があったのだと思う。確かに,社会人として10年以上が過ぎ,家庭を持って,仕事も充実していれば,時間をそれらに費やすことに集中してしまうし,その方が楽だ。彼らと関わるメリットはない。

でもそれは「世代の違い」というわかりやすくて深みのない言葉を当てはめて,自分のなかで捉えなければならないことを尤もらしい理由を付けて整理してしまっていたということなのだろうと,いまとなっては思う。

実際のところ,勝手が分からず,相手に対する伝え方が固定しかけている自分に対し,みんなとても優しく,コミュニケーションを取ろうとしてくれた。年上の自分があまりにも初心者で,ほとんどすべてを教えて貰う というポジションだったことも良かったのだろうと思う。

ともあれ,良いものを手に入れた。得たものはとても大きく,刃を研ぐのに充分だった。これを何らかの形でみんなに返すことができるといいのだけど。

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