大学へ戻る
就職活動のための合同企業説明会なるものに出席すべく,大学へ戻る。
大学構内は期末試験の後であるということ,入試前ということでひっそりとしていた。
本部棟から体育館下を通り,中庭に出る。色とりどりの出店が並び,劇団公演のビラやトイレから持ち去られたトイレットペーパーが舞い,学生たちが酔っ払って転がっていた10年前と比べ,出店の色も統一され,管理ナンバーが明示してあり整然としていた。自分はあの東南アジアのストリートのようなカオスが好きであったが。
パオスパホワイト(並) \270- を食べる。変わらず微妙な味。
1号館,学生課などを歩き,説明会場へ。
会場となるホールは灯油ストーブの熱で暑かった。
仕事の具体的な説明をし,学生からの質問に答え,あっという間の4時間半。
今回の対象は3年生で,自分が社会へ出ることのイメージがまだ掴めていないせいか,形骸的な質疑に終わった。学生時代,自分が社会に出ることのイメージはなかなか持ちにくい。いろいろな業種の社会人との関わりを豊富に持つ学生は極僅かで,ほとんどの学生はイメージを掴めぬまま,なんとなく就職先が決まっていくものだ。学生に社会人との接点がもっとあれば,仕事や社会に対する自分の視点ができてくる筈で,それがないままの判断は厳しい。
説明会終了後,正門で教授と待ち合わせ,三茶の くらりす へ。
いつの時代も変わらぬ話題,最近の学生の変化について一頻り話す。
象徴的な変化は以下3点だった。
1.ビールを飲まない
ゼミコンなどで最初からビールを飲まない。
最初のオーダーにそれぞれカシスウーロン,カルアミルクなど,区々のものをオーダーするので,2時間飲み放題のうち,乾杯まで30分なんてのもザラだとか。これは学会などで他大学の教授に聞いても同じで,全国的な傾向であるらしい。
2.コーヒーを飲まない
基本的に甘い飲み物を好むらしく,コーヒーを飲まない。
3.夏休みなどの休暇に旅行をしない
多くの学生が長期休暇を持て余し,暇なのでアルバイトに明け暮れるらしい。
ま,聊か偏った見方かもしれない。
勿論,自分たちの世代にはないような優れた点もあるのだろう。
問題は,自分が最近の学生の傾向を聞くまで,実際的な想像ができなかったこと。
世代間の交流がなくて,想像さえも働かないこと。
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コメント
パオ懐かしい響きです(^-^)
卒業から10年…
学生文化も変わりますね。
学生にもっと社会人と接する機会があれば、
良い就職ができると思うのに同感。
俺も社会人の意見をもっと聞いておきたかったかな。
投稿: まさっと | 2008年2月 5日 (火) 23時46分
伊藤の出席日数譲渡がなければ,自分は卒業できなかった。
そんな自分が,学生に仕事について説明するのは不思議なものだよ。
でもね,きっとどこかでいろいろなことが繋がっている。
蝶の羽ばたきでさえ,世界に何らかの影響を及ぼすことができるように,自分たちが食べた夥しい数の「揚げ鳥定食」も,大和田で支払った小銭の量も,無駄ではなかったといまは思う。
投稿: たかのかずや | 2008年2月 6日 (水) 01時26分